2010年11月18日木曜日

足利の動きに注目です!

栃木県の足利地域。

日本最古の学校と言われる「足利学校」、
知的障害者の自立を促す施設「こころみ学園」を母体として営まれ、
沖縄サミットの際に各国首脳も口にしたワイン醸造場
「ココ・ファーム・ワイナリー」、大藤で全国的にも有名な
「あしかがフラワーパーク」。県内でも全国的に発信できる
素晴らしい地域資源がたくさんあるまちです。

ただ、私の個人的な感想ですが、今ひとつ、その地域資源を
活かしきれていなくてもったいないなぁとまちを通るたびに思っていました。

その足利に関して、今後に注目をしていきたい
記事をたまたま見かけたのでご紹介します。

2010年11月18日付 読売新聞
足利を元気にする会社 若手経営者ら設立
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tochigi/news/20101117-OYT8T01268.htm

記事によると、足利市の若手経営者3名が、
人材や企業をつなげて地域活性化に取り組むことを目的に
ザ・カンパニー」という会社を設立されたそう。
そして、明日、19日に第一弾のイベント「美肌塾」を開催し、
多くの方に会社の取り組みを告知されるようです。

ちなみに、イベントの申し込みは以下↓
http://www.the-company.asia/event.html

今回設立された「ザ・カンパニー」は、
地元を盛り上げるために何かをしていきたいという
20代、30代の若手に、仲間と共にチームとして取り組むための
ひとつの形を先駆けて示してくれていると思います。
「地元は廃れていてダメだよね。」と普通は否定だけで終わってしまいがちですが、
こうして具体的なアクションのモデルが生まれることで、
「こうすればいいのか」、「自分もやってみよう」というムードが
まずは栃木県内に広がることが重要だと考えます。

勝手ながら、ザ・カンパニーさんから始まる足利の動きに
今後注目させていただきたいと思います。

2010年11月13日土曜日

11月13日〜12月12日まで「OYAMA CONTAINER ART 109」開催

栃木県・小山市でスタートするイベントのお知らせです。

私の暮らすまち、栃木県小山市で、
開催されるイベントのお手伝いをすることになりました。

イベント名は「OYAMA CONTAINER ART 109」です。

小山市は工業団地の進出と共に成長を遂げてきたまちで、
工場に勤める人たちが増えるのに合わせて、
その住まいとするためだったり、東京へも通勤圏として通えることから、
庭付き一戸建てを安く手にしてもらえるまちとして、住宅街を形成してきました。

確かに、車にさえ乗れれば、住みやすい街です。
大駐車場を備えたロードサイドのお店が充実していますし、
上野、新宿・渋谷方面へは電車で直通で行けます。

ただ小山に対して常々感じていたのは、
「住みにくくはないんだけど、でも、何かかが物足りない」という印象でした。

私自身の体験で言うと、
週末、仕事のアイデアを練ったり、考えを整理するのにカフェに行きたい。
でも、そのためにはわざわざ車に乗りショッピングセンターに行かないといけない。
しかも入るお店はチェーン店のカフェ。

本当は、週末ぐらいは、車に乗らずに、歩きや自転車で行ける範囲で
時間を過ごしたいのに、車を前提にした街の構造がそうさせてくれません。
車にとって便利なロードサイドにお店が集約されてしまっている。
しかもナショナルチェーンのお店ばかりがズラリと並んでいる。

住宅街に、自由が丘や中目黒、谷根千にあるような
小さなサイズのお店があったら自分は利用するのになぁ・・・。

そんな小山の暮らしに対して同じような、
満たされなさを感じている方達と一緒に、
新しい代替案の提案を今回イベントという形で実験的に表現してみました。

詳しくはオフィシャルブログに掲載しております
http://container-art.jugem.jp/

ぜひ、会場にお越しいただければ幸いです。
よろしくお願いします。