2013年5月25日土曜日

雑記

まちづくりという分野でこれから求められてくるであろうことをふと思った。

これまでのまちづくりは、国、自治体にまだ出せる余力があるため補助金や助成金をあてにすることが常識だった。でも、今、その意識がだんだんと変わってきているのを感じる。だって、その余力もういい加減ないでしょ!と思わざるを得なくなってきているから。

そうすると、これからのまちづくりに必要なのは、自力でまちづくりをやれちゃうようになるために必要な考え方、ノウハウ、ツールを使いやすく整えること、そして、その組み合わせをうまいこと編集していける人材なんだろうなと思う。

イメージとしては「東急ハンズ」。東急ハンズは、例えば、部屋を自分好みにカスタマイズしたい時、そのために必要な材料、道具がバラエティ豊に揃っている。でも、素人にとってそれだけでは足りない。自分がやろうと思うカスタマイズの相談に乗ってくれ、それに合った、部材、道具、施工方法なんかを提案してくれる店員さんの存在が大きい。それに近い感じ。

例えば、シャッター通りの商店街だったら、それを変えるために仲間でチームを作ったとする。でも任意団体だと責任の所在も曖昧だし、対外的信用もない。そしたら、会社作ろうぜ!って話になるけど、そうなった途端に俺たち会社作ったことないし、作ってもどうやって続けていくんだよ、って話になってしまって、やっぱりダメか・・・となってしまっていた。

その自分たちの力で空き店舗だらけの商店街を変えようぜ!っていうノリのまま突き進んでいける状況を生み出すことを考えてみたい。まちづくりのために会社をつくるなら、こういう形態がいい、定款やこうやってつくればいい、そうしたらもし会社が潰れるようなことがあってもそれぞれの責任はここまでで大丈夫とか。改装のお金が少額しか無いなら、DIY取り入れたり、廃材や中古品を集めてやれば、その予算でここまでできるよとか。

そんな、自分たちの手でまちを変えてみたい!を可能にできる。

それが、これからのまちづくりに求められていくこと何じゃないかと思った。

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